「鶴見市場の国道15号線沿いに、名前が高梨という、掘っ立て小屋みたいなところで営業しているラーメン屋があります」
この話を聞いた時、直感で「ここはいける!」と思いました。
その後2週間くらいして、再びこのお客さんがご来店されました。「この前のラーメン屋に行って来ましたよ」と言われ、「450円にしては量が多い」「ご主人は優しそうな雰囲気だ」「ほとんどのメニューが600円前後なのに、チャーシューメンがなぜか1500円もする」という貴重な情報をいただきました。
上記の情報を得たことと、この「ラーメンショップ高梨」の事をネットで調べるうちに、「近いうちに来店しなければ」というブロガー魂が強くなりました。ちなみに「ラーメンショップ高梨」というのはあくまでも仮称で、ご主人は「名前はない」と言っているようです。
11時ジャストに施術が終了し、いざチャリを漕いで「ラーメンショップ高梨」へ向かいます。15号線沿いの、以前紹介した「檸檬屋」の前の道をひたすら鶴見方面に向かいます。
南部支線の線路が上に見えてくる場所までは全速前進!、それ以降はやや減速しましょう。何しろ看板がない店です、うっかりすると行き過ぎてしまいます。川(鶴見川)まで来てしまったら行き過ぎですから、Uターンしましょう。
道の左側に、途中ラーメン屋が4件ほどありますが、浮気はしません。途中の店で終わってしまっては、何のために貴重な営業時間を割いたのか分からなくなります。
セブンイレブンを過ぎて黄色い看板の作業着屋「ワークランド」を過ぎたら、もう目と鼻の先です。
上のような建物があるはずです。
上の写真は、道の反対側の緑地帯から撮影したものです。写真中央が「ラーメンショップ高梨」、その左隣(写真で言うなら右隣)が「華屋与兵衛」というレストラン(の駐車場、建物は雑貨屋です・・・)、写真左端がさっき話した黄色い看板の「ワークランド」です。
店の裏手には未舗装の駐車場がありますが、勝手に止めていいのかは不明なので、お車で行かれるなら確認したほうがいいでしょう。自転車なら店の脇に止めればいいとと思います。
さっそく入ります。
「いらっしゃいませ」
60代くらいのちょっと堅物そうな男性の方が、一人で切り盛りしています。11時30分現在、既に3名の先客がおりました。
ラーメンを注文し、出来上がるまで店内を見渡しました。
「究極の汚さ」と聞いていたのですが、確かに「綺麗 ←0123456789→ 汚い」という10段階評価があったとするならば、7くらいですかね。ただ私は今まで、これくらいの汚さのラーメン屋は何軒も見てきたので、「究極の汚さ」とまでは思いません。
店の壁には、以前は「いつまでも、在ると思うな、親と金」といった格言がベタベタ貼ってあったそうですが、今はありません。また入り口に「30歳以上の方、セーラー服姿での来店でラーメン無料」なのものも貼ってあったそうですが、こちらも見当たりませんでした。
また、以前は「10分の1ラーメン」といって、量が10分の1(実際には4分の1くらいだったそうですが・・・)のラーメンが無料という貼紙もあったようですが、これも現在はありません。
そして驚きなのがこれです、下の写真をご覧ください。
「チャシュー 1500円」、これが一番気になります。ラーメンが450円なのに、チャーシューメンがなぜ1500円もするのか?
ご主人が黙々と麺を茹で、湯切りをテキパキとおこないます。こういう時とても、声をかけてお話を伺う気にはなれません。
そのうち、ラーメンが出来上がってきました。
スープはいわゆる「醤油とんこつ系」です、まあネットで調べて分かっていたので問題ありません、だから「番外」にしたのです。とんこつ系の割にはこってり・ぎっとり感はほとんどなく、すっきりした味わいです。
麺はいわゆる中太麺で、真剣に作業に取り組んでおられた甲斐あって茹で具合はちょうどいいです。
具材は、もやし・ネギ・キャベツ・わかめ、そして写真では沈んでいて分かりませんが温玉が2分の1個、やや厚めのチャーシュー(チャシュー?)が1つ、あと白菜らしきものも入っていました。もやし・キャベツは熱を加え過ぎって感じがしましたが、ネギはちょうどいい歯ごたえでした。
そして、チャーシューが結構いい味です。この時「あの貼紙のチャシュー1500円は、このチャーシューを塊で1500円で売ってくれるのかな?」と思いました。ご主人が一段楽したようなので、ラーメンを食べながら質問をします。
斉藤:「あそこの貼紙のチャーシュー1500円ってのは、チャーシュー麺のことですか?」
主人:「そうですねえ、麺という字を書き忘れてしまったんで・・・」
斉藤:「どんなラーメンなんですか?」
主人:「ラーメンより、チャーシューが多いんですよ」
斉藤:「そうか!、麺の量よりもチャーシューの量が多いって事か!」
主人:「いえ、そうではなくて、今召し上がっているラーメンよりも、チャーシューが3枚多く入っているんです」
斉藤:「その3枚のチャーシューに何か特別な事があったりするんですか?」
主人:「いえ、普通のチャーシューです」
斉藤:「へ・・・・(~_~;)」
なんと!、チャーシュー麺に特別な味付けやトッピングはなさそうです。ではなぜ1500円なのか?。謎は深まりますが、再びチャーシュー麺を食べるほど胃袋に余裕はありません。
450円にしては量の多いラーメンを無事完食、スープも全部飲み干しました。特別美味しいという感じはしませんでしたが、いい線いっております。
先にお勘定された方に習って、私も500円玉を出してお釣りは受けませんでした。「また来てくださいね」、すべてのお帰りの客にそういうご主人に「今度はチャーシュー麺を食べに来ますよ」と言い店を出ました。風貌とは裏腹に、温厚なご主人でした。
しかし1500円のチャーシュー麺は気になります。私の思うには、これはチャーシュー麺を通じての「寄付」を目的としているのではないでしょうか?。寄付が増えることで、また「10分の1ラーメン」や「セーラー服ラーメン(勝手に名づけているし・・・)」が復活するかもしれないですね。
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