今日も出かけたはいいものの、軽ーく済ませて店を出ます。今日はまっすぐ帰ろうかと思いましたが、ふと以前来店したことのある
「仲義」というラーメン店の前で立ち止まります。ここのカレーが美味しいという話を聞いていたのですが、中々来れずにいたので、今日こそは来店しようと思います。
「仲義」の近くのお店でも、何軒かカレーを食べに行ったお店があります。上の写真に写っている仲義の隣の「キッチンとらじろう」、旧東海道沿いにある「増田屋」、同じく旧東海道沿いの「ティーノカフェ」
そして「テング酒場」のランチ限定チキンカツカレーです。あと、「仲義」のある十字路を堀之内方面に行ったところに
「八たん」という伊達の牛タンのお店があるのですが、こちらで「タンカレー」なのものが食べられるという情報を、お客さんからお聞きした事があります。でも伝え伝えで知った情報みたいで、信憑性は低いとの事ですが・・・。
前回来店したときには無残にも酔っ払い(恐らく)に破壊されていた看板も、綺麗に修復されているようです。それにしても、営業中にしか出していない看板を平気で壊していくというのは、とんでもない話です。
店に入ると、前回同様40代くらいの柔らかい表情の男性が、「いらっしゃいませ」と声をかけます。弊店が近いせいか、他のお客さんはいないようです。
店主:おしぼりですどうぞ
斉藤:カレーはまだ出来ますか?
店主:単品でよろしいですか?
斉藤:はい
カレーがいくらするかというような情報がないまま、いきなりカレーを注文してしまいました。ここで後ろの壁を見ると、
何と!ラーメンとセットに出来るようです。しかも、ラーメンの種類を「とんこつ醤油」「とんこつ味噌」「とんこつ塩」「支那そば」から選べます。これはいいです、カレーを堪能できてさらにミニラーメンまでついてくるなら、これにしましょう。
斉藤:すみません、このセットのほうにしてもらえますか?
店主:ありがとうございます
店主が黙々と調理に取り掛かります、他の方のブログでも記載がありましたが、無駄のないテキパキした作業です。こういう仕事っぷりを目前で拝めると、出てくる料理にも期待が持てます。
「お待ちどう様でした」。おおっ!来ました・・・あれ、何と!カレーが主でラーメンが副かと思っていたのですが、まったく逆でした(^^;;;;;。まあ「らーめんと、カレーセット」とあれば、普通はラーメンメインなのが分かるのですが、軽く飲んでいたせいで頭の働きが鈍っていました^^;
でもおかげで、前回は不完全で後味が悪かった「支那そば」を、完全な型で堪能する事が出来ます。カレーはちょっと冷めてもいただけるので、まずは「支那そば」をいただきます。
今回の支那そば、完璧に仕上がっています。前回の時の
上の支那そばと比べると一目同然です。では今回改めて、実況をおこないたいと思います。
麺は細麺よりやや太いくらいでストレートに近く、湯で加減もちょうどよく食感ももちもちしていています。この点は、前回の支那そば同様です。
具はネギ・チャーシュー・温玉・焼き海苔・ホウレン草、そして前回は切らしていたナルト・メンマもちゃんと入っています。前回と今回の写真を見比べていただくと分かりますが、今回のほうが盛り付けも丁寧で、より美味しそうに見えます。
スープなのですが、これも前回と今回を見比べるとはっきり分かりますが、今回のスープは濁ってなく半透明です。実際に味わってみても、とんこつ醤油ではなく、とんこつメインで出汁を取っているものの、濁っていたりくどさが強かったりはしません。恐らく前回の時は、支那そば用のスープも切らしていて、とんこつ醤油のスープでの「支那そば」になっていたのだろうと思います。かつおの風味も、前回ほど「これでもか」度が少なく、半透明の豚骨だしスープにマッチしています。
今回の「支那そば」の出来は、前回のものを大きく上回っていました、あとはお値段を600円ちょっとくらいに抑えられれば良かったのですが・・・。
さあ肝心のカレーですが、こってり濃厚タイプではなくすっきりした味わいで、辛さも丁度いいくらいです。具には大きめに切ったジャガイモや、豚肉などの具材が入り、家庭で作るようなカレーに近く好感が持てます。後はご飯がチン!ではなく、保温のものが出れくればよかったのですが・・・。
ごちそう様でした、支那そばが700円相当ですから、ミニカレーは250円相当って事になりますね。今度はカレー単品でいただきたいものです。
こちらの「仲義」というお店は、「濃厚背脂とんこつらーめん」を標榜していますが、前回来店した時に気付いたように、スープは決してドロドロ脂ぎっている感じはなかったのです。そのためか食べログのコメントでは、濃厚とんこつラーメンファンからの評価が今一つになっていますが、私のようなあっさりラーメン好きにとっては、受けるタイプです。なので、「あっさりとんこつらーめん」というキャッチフレーズにしたほうが、合っているのかもしれません。
まあそれでも、ダブルでいい結果が得られて良かったです。
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