2014年03月24日

昔懐かしの中華そばを求めて 番外14「マキタ」

今日は20時台21時台の時間のほとんどに空きが出来たので、先程「澤田屋」まで行って来ました(経緯は「澤田屋」のブログ参照)。まだ時間と胃袋に余力があるので、もう1軒以前から目を付けていた所へ向かいます。

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澤田屋に向かう途中でも記載した、府中街道と西口大通りの分岐点まで戻ってきます、上の写真は昼間の写真です。左にまがりしばらく行くと、右側に

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ソリッドスクエアが見えてきます。さらに進むと、同じく右側に

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ラゾーナ川崎プラザがあり、奥のほうには

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ミューザ川崎があります。そのまままっすぐ進めば、ミューザ川崎の右側に来ます。ちなみに左側には、JR川崎駅の西口があり、

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「LOAF(ローフ)」という焼きたてパン店や、

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「つばめグリル」という洋食屋などがあります。こちらもそのうち^^

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さて、ミューザ川崎の右隣に来ました、前方が西口大通りです。この通りは、ここからしばらくまっすぐ続き、JR尻手駅手前の尻手交差点まで続きます。この「西口大通り」沿いは、ラーメン店や中華料理店の宝庫です、これから順次制覇していきます。

西口大通りの左側の歩道を、まっすぐ進みます。

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「らあめん花月」を通り過ぎ、

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「新洪記」という中華料理店を通り過ぎて、しばらく進んだ所に

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上の写真のような、「ラーメン」と書いた置き看板があります。さてこちらが、

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本日2番目の目的地「マキタ」です。上のひさしの下のほうに「マキタ」と書いてあるのですが、身長がある程度高くないと見えません。先程の置き看板が無かったら、ラーメン屋だってわかってもらえないかもしれません。そんなことからこちらのお店は、知る人ぞ知る名店になっているようです。

実はだいぶ前(1年半くらい前)に1度、こちらに来たことがあるのですが、食べログページには夜の営業が17:00〜21:30と書いてあったものの、21時10分頃に行ったら、中にはお客がいるのに既に準備中でした。今の時間は20時57分、もしかするとラストオーダーは21時なのかもしれません。

ではさっそく入ります。

うぉー!?、混んでる・・・!、店内はカウンター数席の狭い空間ですが、席のほとんどが埋まっています。でも何とか空いているようなので、奥の席へ腰掛けます。

「いらっしゃい!」、そこそこお年を召したご主人が、威勢のいい掛け声をかけます。雰囲気としては、あまり物腰低くはないものの、威張りくさったような雰囲気は一切無く、筋金入りのラーメン職人という感じです。こちらのお店はビルの中にありますが、屋台なんかで営業していたら、もの凄くマッチしそうです。

斉藤:今日はまだやってますか?
主人:まだ大丈夫だよ

やれやれ、今回は無事ラーメンにありつけそうです、せっかく来ても「今日は終わったよ!」っていう言葉が出るかと思って心配でした。ではメニューを・・・あれ、カウンターにメニューらしきものはありません。と思ったら、

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壁にメニューらしきものがが貼ってあります、今回は「醤油ラーメン 普通 700円」にします。すぐ後から入ってきたお客が、「豚骨チャーシュー」とか頼んでいたので、トッピングも追加できるようです。

ご主人お一人でほぼ満席に近いお客を捌くので、やや時間はかかりそうですが、次から次へと先客のラーメンが出来上がっていき、ついに

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「醤油ラーメンお待ちどう様!」、いかめしいと思っていたご主人の表情が、にやっと変わり、ラーメンがカウンター上に置かれました。「ふぅー、これでひと段落」、そんな心境なのかもしれません。

麺はやや太めのストレート麺で、茹で具合はちょうどよく、食感も比較的よいです。麺の量は、700円にしてはやや少なめですが、太さがあるのでたくさんあるような錯覚にとらわれます。

具はメンマ・玉ねぎ・きくらげ・チャーシュー、そして糸状の海藻類です。メンマは細いながらも、コリコリ感がしっかりしており、薄味で美味しくいただけます。玉ねぎはみじん切りで、切り立てでシャキシャキ感抜群です。きくらげも新鮮で、プリプリしていて歯応えもしっかりしています。チャーシューは豚の角煮を思わせるような、とろけるようなものが1枚・・・いや1個入ってます。

スープはいわゆる豚骨醤油で、これに多少の魚粉がミックスされた、濃厚でまろやかで味わいです。豚骨と言っても、生臭さや豚臭さは一切感じられません、玉ねぎのおかげかと思われますが、秘技があるのかもしれません。私個人としては、クリーミーで好きな味わいです。

ごちそう様でした、豚骨ラーメンをそんなに好まない私でも、比較的すっきり美味しくいただけました。やはり醤油豚骨でありつつ「家系」とは一線を画す、こちらの秘伝の味があるのだと思います。

しかし残念ながら、あっさりラーメンとしては若干かけ離れているため、誠に惜しいながらも、番外編になってしまいました。単なる中華そばブログなら、絶賛すべきところなのですが・・・。でも正直いい味出してます、こちらのご主人も。

帰路を急がないと次の施術時間になってしまうので、お会計を済ませます。

斉藤:ごちそう様でした、こちらは何時までに入れば大丈夫なんですか?
主人:何時までって・・・んー、21時までだね
斉藤:前に来た時はギリギリ間に合わなかったので、今回はよかったですよ
主人:まあ看板でてれば大丈夫だから、また寄ってよ、2種類あるから
斉藤:そうですね、また来ますよ・・・えっ?、2種類って何か?
主人:えっあれ、あと味噌と豚骨とあるから
斉藤:あーーー、そういう事ですね・・・、わかりました
主人:まいどー!

「2種類」って聞いた時、一瞬「天下一品」のような「あっさり」と「こってり」の2種類のスープがあるのかと思ったのですが、味付けの違いでした(^^;;;;;。でもこちらの味噌ラーメンも定評があるようなので、またお伺いしたいです、でも夜は無理かなあ・・・、来れるとしたら昼の部ですね。

大通り沿いにありながら「影の名店」と化した、正統派ラーメン職人のラーメン店、ようやく入店できました。結果こそあっさりラーメンとは行きませんでしたが、いい仕事している粋な一杯が味わえます。

・・・と、モタモタしている場合ではない!、あと15分しかない!!!。自転車を飛ばして、川崎区に戻ります。


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posted by サムライ斉藤 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 昔懐かしの中華そばを求めて

昔懐かしの中華そばを求めて その93「澤田家」

今日は20時台21時台でキャンセルが出てしまいました、次のご予約は22時からでまだ時間があるので、ここぞとばかりに中華そばブログネタ仕入れに出かけます。

実はこういう時のために、あらかじめお伺いする対象を絞っておきました。3月16日のブログで「中華そばブログのその100はおかべを予定しています」旨の記載をしたところ、これをご覧になった一昨日ご来店のお客さんから、次のような助言がありました。

「おかべもいいけど、こちらのラーメンは斉藤さんの求めるものとは違うような気がします。近くにある澤田屋という所のほうが、もっと近いと思います」

そうお聞きして「澤田屋」の食べログページを見ましたが、ラーメンの写真を見るからに、信頼できる情報です。そんなわけで、お伺いする機会を伺っていました。

20時10分頃、自転車に乗って出発します。旧東海道を大師道方面に進み、

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大師道まで来たら左に曲がります、こっちに来ると道の名前は、「府中街道」に変わります。京急大師線の踏み切りを渡り、JR線の高架下をくぐると、

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上の写真のような、府中街道から西口大通りへの分岐点に来ます。左に曲がるとラゾーナなどがある西口大通りに続きますが、今回は直進します。

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上の写真は、同地点を昼間撮影したものです。この地点の左斜め前には、

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「興和川崎西口ビル」があり、その左側にはあの「ソリッドスクエア」があります。

さて府中街道を直進すると、しばらくして歩道橋・・・いや「ベストリアンデッキ」が現れます。以前「ドンキホーテ パウかわさき」に向かった時にも記載したのですが、

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迷路みたいにゴチャゴチャしていて、反対側に渡るのも一苦労です。あと府中街道を進む時、歩道の左側を進んだほうがよいと思います。右側の歩道を進んでいくと、うっかり別の方向に行ってしまう恐れがあります(特に夜は)

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遠藤町バス停を過ぎたら、大通りの反対側をご覧ください。

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こちらが今回の目的地「澤田屋」です、近くに歩行者用信号がありますので、反対側に渡れます。

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店の前まで来ました、脇に自転車を停めて中に入ります。私より僅かに早いタイミングで、男女のカップルが入っていきました。

「いらっしゃいませ、空いているお席へどうぞ!」、若いご主人がそう言って、席を案内します。店内はL字型のカウンター席のみ、先客は2名+先程のカップルです、こちらは券売機は無く後払いです。

とりあえず空いている席に腰掛け、間髪入れずに既に食べログで情報収集済みの、「支那そば醤油 700円」を注文します。

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待っている間に、メニューを一通り見ます。普通のラーメンやつけ麺の他、炒飯や餃子、アルコール類やおつまみなど、最低限度の中華ものなら何でもありのようです。「お子様連れ大歓迎」「ベビーカー入店可」「車椅子入店可」は、お子様同伴の方や肢体不自由な方にはありがたいサービスです。

また飲食店の常識になりつつある「禁煙」も、こちらではしっかり実施されています、まあお子様大歓迎で「喫煙可」はまずいでしょうから^^;

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あとこのように、使用している原材料の説明などもしっかり記載されています。せっかくなので文章に打ち出します。

水:浄水器システム シーガルフォー(米国製)使用
お米:栃木産こしびかり100%
焼豚:鹿児島県XX プリンシャスポーク(鹿児島黒豚のメス) 沖縄アグー豚のいずれか
   デフォルトで肩ロース・バラそれぞれ1枚ずつ載ります
スープ材料:国内鶏2種 日高昆布 鹿児島枕崎産枯れさば節 鰹節 九州産煮干し

・・・と、随分原材料にこだわりがあります。特に昆布や削り節・煮干しといった、魚介系原材料へのこだわりは、ますます期待できそうです^^ 

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酢とラー油はカウンターには直接置いていないのか、このような告知書きがあります。あと写真は撮らなかったのですが、箸は普通のもの(洗って再利用出来るもの)と一緒に、割り箸も置いてあります。使い捨てを好むお客に対する配慮なのでしょうが、勿体無いので私は普通の箸を使う事にしました。

まず先に入店したカップルのラーメンが運ばれた後、

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「支那そば醤油お待ちどう様です!」、来ました来ました!、食べログの写真よりも、断然美味しそうに見えます。運ばれてきた時点で、煮干しの香りが伝わってきます^^

麺は細めのストレートに近い麺で、茹で具合はちょうどよく、プリプリ食感でとてもいい感じです。スープはそんなに濃い目でないのに、麺にしっかりスープが絡んで、美味しくいただけます。

具はメンマ・ネギ・味付け海苔・チャーシューで、ナルトはどうやら「得入り支那そば 1000円」でないと入らないようです。メンマは細めですが、コリコリ食感はしっかりしていて、薄味で食べやすいです。ネギは青々した食感の良い物が、比較的多く入っており、見た目の鮮やかさをいっそう引き立てています。チャーシューは先程の説明書きのように、バラ肉タイプ(写真の一番右側)が1枚と、肩ロースタイプ(写真の左側)のものが2枚入って・・・あれ全部で3枚なんですね。バラ肉タイプは柔らかなまろやかな食感、肩ロースタイプも脂身が適度に乗っていて、どちらもすっきりとした味付けで美味しくいただけます。

スープはこれはもう文句なしの、魚介系鶏ガラあっさり醤油スープです。特に魚介の味わいは、よくありがちな魚粉を放り込んでハイ終わり!ではなく、じっくり煮込んでしっかり出汁をとったものです。脂が比較的浮いており、まろやかさを醸し出しています。出汁がしっかり効いているので塩分も抑え気味で、すっきり美味しくいただけました。

ごちそう様でした、助言いただいた当店ご来店のお客さんには、大変感謝します。

しかし早まったかなあ、もうちょっと待ってその99くらいになったら来店しておけば、記念すべき『昔懐かしの中華そばを求めて その100「澤田屋」』として紹介出来たと思います。とにかく今回の1杯、700円というややお高めなお値段ではあるものの、それに見合うほど上出来な一杯でした。

しかしこれほど原材料にこだわりを持っているラーメン店に、久しぶりにお目にかかりました。こういうタイプのお店って、スープの出来が悪かったりすると、営業予定日でも休みにしてしまったりって事があります。

まあ今回の「澤田屋」は、営業日まで休みにしてしまうことはないようですが、スープが無くなり次第おしまいって事は、あり得るかもしれません。やはり来店は、早いうちがよいでしょうね。今日ももしかすると、そろそろ閉店なのかもしれません、一応お会計の時に、ラストオダーの時間を聞いていこうと思います。

さて先に入店したカップルはまだゆっくり堪能している中(私が早食いなだけなのですが・・・)、大満足でお会計を済ませます。

斉藤:すいません、お会計お願いします
店主:今日はもう終わったんですか?
斉藤:え???(私のセリフが・・・)
店主:あのー、サムライさんですよね?
斉藤:何でそれを?
店主:だいぶ前に近くに住んでいて、以前お伺いしたんですが・・・
斉藤:あーーーー!、開店してまだ間もない頃に来られた・・・それじゃあこの店名も・・・
   とても美味しかったですよ、抜け出して来た甲斐がありましたよ
店主:ありがとうございます
斉藤:こちらは大体、何時ごろまでに入れば間に合うんですか?
店主:まあ21時45分くらいはお受けしますけどね
斉藤:比較的遅くまで大丈夫なんですね、また時間を見つけてお伺いしますよ
店主:またお待ちしております

今回のご主人、当店がオープンしてまだ1ヶ月ちょっとくらいの時にご来店され、その後2回くらいお問い合わせがあったものの、時間が合わずにいた方でした。まさかこの場所で、ラーメン店を営んでおられるとは、思ってもいませんでした。

今回は大当たりでした、今度は「支那そば塩」や「得入り支那そば」なども、味わってみたいものです。

現在の時間は20時45分、頑張ればもう1軒回れます。次は前々から狙いを定めていた、川崎駅西口大通り沿いにある、「マキタ」に向かいます。


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posted by サムライ斉藤 at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 昔懐かしの中華そばを求めて