今は午前3時を過ぎたところです、昨晩23時に閉店してそのまま寝込んでしまい、気がついたらこの時間でした^^;
昨日1日は、だるさ(睡魔?)との闘いで終始しました。25日の深夜から26日の明け方にかけて、不眠不休で店の事務作業や予約管理・ブログ作成などをやったのが祟り、日中はだるさに見舞われながら、必死で施術をこなしていました。

今までにも日中、「だるさ」が襲ってくるという事はよくありましたが、この「エスタロンモカ錠」というカフェイン錠剤で何とか乗り切っていました。しかし今回は、朝から合計で8錠を服用するという、異常事態?を迎える事になります。それでも1日中、体調がすぐれない状態の中、「気合い」だけで施術をこなす有り様でした。

用量は大人で、「1回1錠」「1日3回まで」なのですが、私はほとんどの場合、「1回2錠」をまとめて服用し、これを1日2回おこなうパターンが多いです^^;。しかしダメな時はダメですね、やはり限界まで来たら無理をせず、ちょっとでも「休む」のが一番の回復になるようです。
この「エスタロンモカ錠」、広い意味で言えば、「覚せい剤」の分類に入るでしょう。主成分の「カフェイン」は、弱いながらも精神を高ぶらせる効果があります。
実は今、あの「チャゲ&アスカ」のASKAさんが、麻薬と覚醒剤の所持と使用で捕まってしまった事が話題になっています。

これです、「ASKA容疑者、使用容疑で再逮捕へ」

ニュースの内容は1画面に収まっていたので、そのまま記載すると、「ASKA容疑者を覚せい剤使用容疑で再逮捕へ、尿と毛髪から陽性反応、本人も使用認める」
ASKAさんの場合は覚せい剤だけでなく、
MDMAといういわゆる「麻薬」も使用していたらしいので、どういうつもりなんだ?って思いますが、私はこんな事を言っちゃなんですが、
「麻薬を使う人には全く同情できないが、覚せい剤を使う人には、多少なりは同情できる」
という考えを、長いこと持って来ました。それは、「麻薬」と「覚せい剤」の主な使用目的の違いです。
「麻薬」、要するにアヘン・大麻・MDMA・ヘロイン・LSDなどは、どちらかといえば「酩酊(酔った状態)」と言った状態に向かわせたり、単なる「快楽」を求めるだけの場合が多いのに対して、
「覚せい剤」、要するに
アンフェタミン・
メタンフェタミン・
コカインなどは、主に「疲労回復」「だるさの除去」「睡眠時間の短縮」などを目的に、用いられる事が多いからです。
そもそも「覚せい剤」って、一体何なんでしょう?。そのまま認識するならば、「覚醒」させる「剤(薬物)」って事になります。それではこの「覚醒(かくせい)」って、一体どういう状態なんでしょう?
「覚醒」の対義語は「睡眠」です、なのでそれに従えば、「眠っていない状態(目覚めている状態)」って事になります。ただ「覚せい剤」で対象にされる「覚醒」とは、単に目覚めている状態だけではなく、「倦怠感(だるさ)のない状態」「シャキッとした状態」「頭が冴えている状態」を指すようです。
ただここで申し上げておきたいのは、世間一般で「覚せい剤」と言われているものって、実はどれも本当の意味で「覚醒」させているものはなく、本来は感じるはずの「だるさ」「疲労感」「眠気」などといった症状を薬剤の力で「麻痺(要するに誤魔化し)」させる、いわゆる「麻薬」なんです。したがってコカインもアンフェタミンもメタンフェタミンも、「全く同情できないもの」になってしまいます。
一般的に「覚せい剤」といわれている物(以降「いわゆる覚せい剤」と記載します)を摂取すると、一時的に「疲労感がなくなった!」「眠らなくても平気になった!」「仕事の効率がうんと上がった!」など、肉体的・精神的に「ハイ」の状態になります。これは「いわゆる覚せい剤」が、脳内の「報酬系」という領域を、強制的に刺激する事によります。
人間でも他の動物でも、欲しい食べ物を摂取する事が出来たり、やりたいと思っている物事が達成されたりなど、自身の欲求が満たされた時に気分が良くなります。このような状態を「
快の感覚」といいますが、この状態に達している時、不思議と「だるさ」や「疲労感」と言うものを感じなくなります。
これは「欲求が満たされた」ことで、脳内(中脳という部分)にある「報酬系」という領域の働きが高まり、そこから「ドーパミン」というホルモン(神経伝達物質)が、大脳皮質に分泌される事によって起こります。また欲求が満たされていなくても、満たされる事が期待される場合、例えば「もうすぐ仕事が終わるぞ!」「今晩は焼き肉だ!」と言った時は、やはり報酬系の働きが高まり、ドーパミンの分泌も高まります。
ただ「ドーパミン」という物質は劇薬(猛毒)にあたりますから、分泌されてもすぐに分解されてしまいます。そのため「美味しいものが食べれた!」「海外旅行に行けた!」など欲求が満たされても、それによる「快の感覚」はいつまでも持続はしません。
「いわゆる覚せい剤」を摂取すると、報酬系の領域を「欲求が満たされる(満たされそう)」事とは無関係に刺激し、それによって分泌されるドーパミンも、分解されにくくなります。これによって長時間「快の感覚」が持続し、その間は「だるさ」「疲労感」「眠気」などの不快な症状を感じなくなります。
ここまで記載したのをご覧になると、「いわゆる覚せい剤」が「疲労回復の万能薬」みたいな錯覚にとらわれるかもしれませんが、実はそんなに甘くはいかないのです。
先程「ドーパミンが分泌されているうちは、不快な症状を感じなくなる」と記載したとおり、ただ単に「感じない」だけで、体内の「だるさ」などの不快な症状を起こさせる要素(老廃物や疲労物質など)は除去しているわけではないので、依然として存在しています。
「いわゆる覚せい剤」の効果が持続しているうちは、不快な症状を感じないものの、薬剤の効果が切れると再び不快な症状がよみがえってきます。しかも薬剤の効果がある関にも、体内では不快な症状を起こす物質は生み出されていますから、薬剤の効果が切れた時の不快感は、半端なものではありません。この「半端じゃない不快感」を何とかするには?っていうことで、再び「いわゆる覚せい剤」に頼ってしまいます、これがいわゆる「依存」です。
また、「いわゆる覚せい剤」であるメタンフェタミンなどに限らず、多くの薬物は本来は人体に不必要なものなので、これが体内に入ってくるとそれは「毒」として認識されてしまいます。体内に入り込んだ「毒」は、肝臓で無害な物質に中和・変換されたり、「グルクロン抱合」といった、無害の物質で「毒」を包み込んで捨ててしまう働きによって処理されます。
この時体内では、再び「毒」が入ってきた時に、より速やかに処理できるようなシステムが出来ていきます。そのため、はじめは小量で効果があった「いわゆる覚せい剤」も、だんだん量を増やさないと効きにくくなっていきます。これがいわゆる「耐性」で、しまいには致死量まで摂取し続けることもあります。
さらに「いわゆる覚せい剤」が効いているうちは、「交感神経」の働きが高まり続けます。この「交感神経」がずーっと働いたままだと、どういう事が起こるでしょう?
・心臓の拍動が高まり続ける
・血圧が上昇し続ける
・胃腸の働きは抑えられ続ける
他にもあるとは思いますが、悪影響を及ぼすものの代表格は、上の3つでしょうね。心臓の拍動が高まり続ければ心臓に負担がかかり、血圧が上昇し続ければ、血管(特に脳などの)に負担がかかります。また胃腸の働きが抑えられ続ければ、食欲はなくなります(一見悪影響でないと錯覚しそうですが・・・)
極めつけですが、「いわゆる覚せい剤」を使い続け、脳内のドーパミンを強制的に出し続けていると、精神に異常を来たすようになります。よく知られているのが、無いはずの物が見えたり(幻覚)、聞こえないはずの音や言葉が聞こえたり(幻聴)というものがあります。これが厄介で、不思議と本人にプラスになるような幻覚や幻聴は起こらず、「誰かが私を殺そうとしている」「自分を馬鹿にしている」といった、被害妄想がほとんどです。これによって防衛反応が起こって、殺人事件などを引き起こす結果になってしまいます。
先程出てきた老廃物や疲労物質といった、いわゆる「不快な症状を起こさせる物質」ですが、いつまでも「いわゆる覚せい剤」を使い続けていると、これらがいつまでも代謝されずに留まり続け、結果的に体中の細胞や組織を傷つける事になります。
脳内で分泌されるドーパミンは、先程も申し上げたように劇薬に値しますから、分解されにくくなれば脳細胞へダメージを与えます。それ以前に「いわゆる覚せい剤」は、脳細胞に悪い物質が入り込まないようにする仕組みである、「血液脳関門」を通り抜けてしまいますから、これだけで既に脳細胞へのダメージになっています。
・・・とこんなわけですので、使えませんねえ「いわゆる覚せい剤」、リスクが高すぎます・・・。
正直なところ、長時間労働や激労を極めている方々は、1度は「いわゆる覚せい剤」に関心をお持ちになった場合も多いかと思います。1日は誰にでも「24時間」しかないですから、このうち稼働時間を増やす事が出来れば、その分一般の方よりも多く動ける事になります。
私自身かつて、「どういう部分が問題なんだ?」と、インターネットで散々調べたことがあります。しかしやはり現実には、「魔法の薬」「スーパーマンになれる薬」とはいかないようです。やはり「いわゆる覚せい剤」は、身体にメリットよりも悪影響を及ぼしますから、絶対に手を出さないようにしましょう。
さて、ここで終わってしまったら、その辺の「覚せい剤はやめよう!」みたいなサイトになってしまいます。これだったら別に私が記載しなくても、他のサイトに任せておけばいいだけです。今回はあくまでも「副作用のない覚せい剤(以降「真の覚せい剤」と記載)」は実現可能なのか?ですので、これからこちらについて語っていきましょう。
先程も記載しましたが、「いわゆる覚せい剤」の問題になる副作用として、
・依存
・耐性
・交感神経の過剰な亢進
・精神異常(幻覚・幻聴)
・蓄積された老廃物や疲労物質による身体の損傷
・ドーパミン分解遅延や直接薬物の脳細胞への侵入による脳細胞へのダメージ
がありました。まあ他に注射器などを使用した場合の、C型肝炎などの問題なんかもありますが、ここでは割愛します。
上のうち、「依存」が出るのは「体内に蓄積されていった老廃物や疲労物質」が未だ処理されず、薬物作用が切れることで復活するのが原因ですから、老廃物などを同時に取り除く事が、「真の覚せい剤」には求められます。これにより、身体の細胞に損傷を及ぼす要素も、無くなる事になります。
そして、ドーパミンの過剰分泌と分解遅延によって、脳細胞の損傷が起こるならば、ドーパミン分泌のコントロールも必要になってきます。それよりも、「ドーパミンや報酬系に頼らない覚醒システム」を考えたほうが、「精神異常」の問題も解決できますから、もしかすると得策かもしれません。
「耐性」に関しては、どんな薬物でも起こりうることなので、こちらも「耐性の起こりにくい物質」の選択が必要になってきます。
「交感神経の過剰亢進」も、目覚めている時間が長くなれば、避けては通れない問題です。交感神経の働きを抑えて副交感神経の働きを優位にすれば、過剰亢進の問題はクリアできそうですが、「覚醒」からはもしかすると遠ざかってしまうかもしれません。
ただ「交感神経の過剰亢進」が即、身体へのダメージになるわけでもなく、また「24時間フル活動」を求める事がなければ、どこかで「交感神経の働きを休める」時間を設ける事で、問題をクリアできそうです。
異常のような問題を順次クリアしていく事が、「真の覚せい剤」開発には求められるのではないかと思います。
ただどんな薬物でもそうですが、完璧に副作用を「ゼロ」にする事など、現実には不可能だと思います。他者に危害を及ぼす恐れのある副作用は、しっかり取り除く事が必要ですが、少なからず身体にダメージを及ぼす程度のものなら、目をつぶる必要があるかもしれません。鎮痛薬でもそうですが、身体へのダメージに目をつぶっているからこそ、開発販売できるものです。
そして思うのですが、体内の「だるさ」「疲労感」など不快な症状を起こす物質を除去できれば、それだけである程度は「覚醒」に向かうのではないかと言う事です。そもそも不快な症状が起って、「覚醒」から程遠くなるのは、ほぼ「老廃物」や「疲労物質」が原因になりますから。
そうなると求められるのは、「真の覚せい剤」ではなく、「老廃物除去剤」みたいなものになってしまいます。いずれにせよ、「長時間覚醒を保てる」事が出来ればいいわけです。
私は奇麗事を言うつもりはないので、敢えて申し上げます。これから薬物などの研究に携わる方々には、現代社会で激労を極めている方々のためにも、以上のような問題をクリアして、「真の覚せい剤」開発に取り組んでいただきたいものです。
ただもし「真の覚せい剤」が誕生したとして、「これは副作用がないから(少ないから)問題ない!」とスムーズに行くかというと、中々そうも行かないかもしれません。
というのは、人工臓器などでも話が持ち上がる、「倫理的問題」が絡んでくる恐れがあります。そもそも人間は疲労したら休息して、疲労が回復したら活動するのが本来のあり方なので、このリズムを薬物によって制御するのは如何なものか?というような議論です。
また「真の覚せい剤」が開発されて販売されたとしても、恐らくそれはまだ「高価」なものになる事が予想されます。そのため「薬物を購入できる人は、仕事などでたくさん活動することが出来る」「薬物を購入できない人は、差をつけられてしまう」という事にもなります。
これらの問題は、私自身はやむを得ないと思うのですが、色んな考えの方がいますから、論争に発展するかもしれません。
まあそんな都合のいい薬がパッと誕生する事は、まだまだ先になりそうですから、それまでは

合法ドラッグ?で凌いでいきたいと思います^^;、まあ適度に休息も取りますが・・・。
ちなみに「カフェイン」の覚醒の仕組みですが、以下に簡単に記載しておきます。
人間でも動物でも、五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)から刺激が加わると、その刺激は大脳皮質に伝わって、「赤い」「うるさい」「臭い」などといった「感覚」として認識されます。同時に五感からの刺激は、脳の奥にある「脳幹」の後ろ側の「網様体」という、神経が網の目状に密集した場所にも伝わります。
この「網様体」という場所は、血液の循環や呼吸など、人間が生きていく上で重要な部分の制御をおこないますが、ここは同時に「目覚めさせる場所」でもあるのです。「網様体」に五感の刺激が伝わると、その刺激は大脳皮質の広い範囲に広がり(「投射」といいます)、目が覚めた状態、すなわち「覚醒」を起こします。
ところが身体が休息を必要としている時、あるいは心理的な原因がある時などに、「網様体」に五感の刺激が伝わるのを抑える神経(抑制ニューロン)が働いて、ここから「アデノシン」という物質が分泌されます。そうすると「網様体」に伝わる刺激の量が減り、「覚醒」から遠ざかって「睡眠」に向かいます。
「カフェイン」はこの「抑制ニューロン」から分泌される「アデノシン」の作用を「抑制」する事によって、「網様体」に五感からの刺激が伝わりやすくし、これによって「覚醒」を起こさせます。そのため「いわゆる覚せい剤」のような、報酬系やドーパミンなどには、直接は関与しません。
ただ「抑制を抑制すると覚醒」とは、すんなり行かない事ももちろんあります。あくまで分泌される「アデノシン」の働きを止めているわけではなく、「抑えている」だけなので、疲労困憊が限界まで来れば、抑制も効かなくなってしまいます。こうなったらもう「寝るしかない」事になります。
・・・と、簡単に記載するならばこういう事です。時間があれば、「人間は8時間眠る必要があるのか?」というタイトルのブログを記載して、そこでもっと詳細に述べていきたいと思います。
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