ここに来ないと売ってないものや、玄関に写真（カラーコピーでの引き伸ばし＾＾；）を飾るための額縁などを購入するためです。しかし時間がたくさんあるわけではないので、落ち着いて見る事が出来ず、結局いくつかの品は見つからずじまいでした。
まあ無理に要らない物もあるので、今日は早めに引き上げてきました。今度はもっと時間を作って、あらかじめ必要なものをメモ書きしてから、やって来ようと思います。
さて実は、今日の夕飯の準備をまったくしていません。家に帰ってからご飯でも炊けばいいのですが、あと３０分で次のお客さんが入るので、それは出来ません。しょうがないのでどこかで夕食を・・・と思ったものの、なるべく手っ取り早く済ませたいので、
京急川崎駅近くの「すき家」で、牛丼を食べて行く事にしました。
さっそく入店すると、「いらっしゃいませぇぇぇぇぇ！」、結構元気のいい、おそらく中国系であろう女性店員が出迎えます。この時、容姿はまったく似てないのですが、駅前の「大新別館」のホールのお姉ちゃんの事を思い出しました。
空いている席に腰掛け、「牛丼並盛 ２５０円」と「ご飯並盛 １５０円」を注文します。この注文の仕方は、以前私がよくやっていたものです。要するに、上の具はそんなに必要ないから、ご飯をたくさんもらいたいという事です。
「牛丼並盛とご飯並盛ですね、少々おまちくださぁぁぁい！」、いい感じの店員です。結構な確率で顔が死んでる店員に遭遇する私にとって、好感が持てる応対です。
「牛丼並盛、ご飯並盛です、ごゆっくりどうぞぉぉぉ！」、おおっ早い！、３０秒で出てきました＾＾；。もしや一時期のマクドナルドみたいに、１分間で提供しなければならない決まりでもあるのでしょうか？？？
ところが、牛丼と山盛りご飯（に相当・・・）を堪能していると、先程の女性店員と、初老の男性客との間で何やら押し問答が始まってしまいました。最初は何がなんだかわかりませんでしたが、しばらく話を聞いていると、以下の繰り返しです。
男性：この「特うな丼」の特盛りをもらえる？
店員：特うな丼には、特盛りはありません
そうこうしているうちに男性が痺れを切らし、「ちょっと変わって！」と店長らしき男性に交代させ、再び「特うな丼」の特盛りを催促します。しかしこの男性からも同じように、「こちらは１種類だけなんですよ」という回答が出され、どう対処したかは忘れましたが、うまく収まったようです。
こちらが今回アクシデントの原因になった、「特うな丼 うなぎ２枚 ご飯大盛り １１２０円」ですが、見た感じ何か複雑ですね。男性客はこちらの特盛りを求めていたようですが、お隣の「うな牛」はちゃんと並盛り・大盛り・特盛りがあるのに、なんで「特うな丼」は１種類なのでしょう？
結局先程の女性店員の言っていたように、「特うな丼には並盛りも特盛りもない、これしかない」だったようです。男性客のほうも、「うな牛」に特盛りがあるから、錯覚してしまったのだと思います。結局女性店員も男性客も悪くはなく、悪いのはこのメニューのややこしさだったようです。
こんな一件があったからか、元気が良かった女性店員、ちょっとしょぼんとした感じで、何か可哀想になってきました。対応は間違ってなかったので、めげずにやって欲しいと思います。
今回は「すき家」の例でしたが、似たようにメニューの設定が複雑すぎて、店員とお客の間でトラブルになりそうなものは、他にもあちこちで見受けられます。例えば居酒屋なんかで、コースメニューや飲み放題メニューでこういうすれ違いが起こりそうな気がします。
しかし今は、メニューがどんどん複雑になっていますね、某居酒屋従業員もぼやいていたくらいです。常勤のスタッフですら混乱するくらいですから、アルバイト店員であればなおさらの事です。個人経営の店舗であれば、臨機応変に自己判断で対処できても、大手チェーン店はすべてＰＯＳシステムで管理されているので、そういうわけにもいきません。
こんな風にどんどん複雑になっていくわけですから、オーダー間違えなどのちょっとしたアクシデントは、日常茶飯事に起こっても仕方ないでしょう。相当記憶力が優れて、メニューの事細かなところまで覚えていたとしても、今のようにしょっちゅう内容が変わるのでは、追いつかないのではないかと思います。
こんな現状ですから、うっかりメニュー内容が違っていたとか、店員とお客の間で認識の違いがあったとしても、少しくらいの事なら大目に見て上げられるような寛容さが、これからは求められますね。少なくとも私は、そう対処していきたいと思います（あまりにも度が過ぎるものは例外ですが・・・）
お会計は別の店員でした、胃袋の満足度とは裏腹に、何か虚しい気分になってしまいました。そう思って店を出ようとすると、
「ありがとうございましたぁぁぁぁ！」
大丈夫だわ＾＾；
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