今日は定休日で、
当店アシスタントと共に鎌倉まで来ています。


先程「銭洗い弁天」を参拝し、無事(ではないですが・・・^^;)お札を洗い終えました。これから後は、一路鎌倉駅まで戻り川崎へ帰るわけですが、

参拝前に停まっていた人力車と引き手の男性がまだおられるかどうか気になります。先程お話をお伺いしてから既に30分近くは経っているでしょうから、もう別の方が乗ってしまっていてもおかしくはありません。・・・まあ人力車は小町通りには多く待期しているので、また鎌倉に来る機会があれば乗ってみようかと思います。
それでは約5時間くらいの鎌倉散策でしたが、今回はこれで終わりたいと思います。
それではまた^^
・・・ってここで終わってしまってはいけません^^;。とりあえずは来た時の坂道を、今度は降りていきます。しばらく歩いて先程人力車の男性が休憩していた場所を見ると、

まだ休憩中でした。そんな訳で当初の予定通り、鎌倉駅まで人力車に乗せてもらうことにしました。

1人ずつ足台に乗りながら人力車に乗り込み、ひざ掛けをかけてもらいます。男性が気を利かせてくれ、人力車に乗ったまま記念撮影をしてくれました。人力車の腰掛部分はとても広々しているので、座り心地はとてもいいです。
その後私たちが来たのとほぼ同じルートを逆走しつつ、鎌倉市役所など途中の要所要所について解説してくれました。その中でも「
スターバックスコーヒー 鎌倉御成町店」は、漫画家だった
横山隆一と言う方の邸宅跡に造られた店舗だそうです。30代後半以上の方なら一度は名前を聞いた事があるとは思いますが、あの「
フクちゃん」という漫画・アニメの原作者の方です。
余談ですがこの「フクちゃん」という作品は戦前生まれのものですが、何で40代の私でも知っているかと言うと、35年くらい前にリメイク版のテレビアニメが放送されたからです。この戦前と戦後数十年のギャップの違いを、うまくアレンジして作られたリメイク版には、当時こそ驚きはなかったものの、放映終了10年後くらいに感心したものです。その1つのエピソードは第1話「
とこやさんイヤーン!」のものです。
「フクちゃん」というキャラクターはもともと戦前生まれなので、坊主頭に学生帽というスタイルは、当時(戦前)ではまったく違和感はありませんでした。ところがリメイク版が放送された昭和57年ごろには、学生帽をかぶっている学校はほとんど無いに等しく、坊主頭もいわゆる「高校球児」などの定番スタイルというイメージや、悪さした生徒に対する罰則みたいな位置づけといったマイナーなイメージが強くなっていきます。そのため「フクちゃんが何で、坊主頭に学生帽なんだ」という疑問が生まれても、おかしくない時代になりました。
それをうまく誤魔化すために、リメイク版の第1話では、とんでもない出来事が盛り込まれます。フクちゃんがおじいさんに「床屋さんに行ってきなさい」と言われ(というか策略に引っかかり・・・)、近くの(恐らく)床屋さんに行きます。ところが担当した理容師がバリカンをかけている際、うっかり刈り過ぎてしまいます・・・というより、わざとやったんじゃないか!って思えるような刈り方でしたが・・・。困った理容師、「失敗しちゃったなあ・・・、こりゃ坊主にしちゃったほうがいいな・・・」と、最終的に坊主頭にしてしまいます。泣きながら家に帰って押入れに逃げ込んだフクちゃんが、偶然見つけた学生帽をかぶりました。・・・という話の展開で、フクちゃんのスタイルが出来上がっていきます。
この第1話を当時見た時、「ふてえ床屋がいるもんだな」って思ったものですが、もちろんここまで支離滅裂な話はない・・・とは思います(恐らく)。ところがネットでこの話の動画を探してみたところ、
第1話の動画がありました。その結果床屋さんでのおじいさんと理容師の、BGMを巡るバトル?に巻き込まれて坊主頭になってしまったこと、フクちゃんのスタイルが確立するために町中の人たちの協力があったこと、など忘れかけていた記憶が一気によみがえりました。・・・まあいずれにせよ、戦前の話にはあり得ないような内容が、リメイク版では盛り込まれているわけです。
・・・話がかなり脱線していますが、この「フクちゃん」の作者である横山と言う方の邸宅には、プールも付いていたようですが、この立派な豪邸をスターバックスが有効利用して店舗として利用しているようです。人力車の上から撮影を試みましたが、ブレて駄目でした・・・(T_T)。もしあらかじめ知っていたら、行く時に写真を撮っていったのですが・・・。
さて名所解説と威勢のいい掛け声と共に、男性が引く人力車はどんどん駅に近づいていきます。先程年齢をお聞きしたのですが、36歳だと言うことです。人力車引きは体力勝負なのはもちろんの事、名所の解説など接客力も問われるので、結構ハードな仕事ですね。
ちなみに「人力車」は道路交通法上、「
軽車両」という位置づけなんだそうです。軽車両というのはいわゆる「エンジンやモーターなど、
原動機を持たない車両」で、自転車・リヤカー・馬車などや、宅配業者が小分けした荷物を乗せて押している台車なんかも軽車両になります。
男性に軽い気持ちで、「大体どの辺まで言ってもらうことが可能ですか?」とお聞きしたところ、川崎くらいなら行っても構わないと言う事でした。・・・まあ冗談交じりなのかもしれませんが、本当に鎌倉から川崎まで人力車で行ったら、50万円くらいかかりそうで怖いですが・・・^^;。それにしても今までのうち、人力車による走行距離最長記録はどのくらいなんでしょうね?。そう思って調べてみましたが、「1番」だというものは分かりませんでした。でも
こちらのページには、明治時代の人力車夫が1日で東京→日光間約110キロを、14時間半かけて走行したというお話が出ています・・・^^;
さて時間にすると15分ちょいくらいでしょうか?(正確な時間を計ったわけではないですが・・・)、無事に鎌倉駅まで着きました。男性に言わせると、駅から銭洗い弁天までの道のりは上り坂なのでやや大変だけど、駅までの道のりは下りなのでさほど苦にならないそうです。・・・まあそうは言っても、下り坂も意外とエネルギー使いそうですが・・・、スピード出過ぎたりするので・・・。

帰り際に今回の人力車夫の男性に、写真を撮らせて欲しいとお願いしたところ、快くお受けしてくれました。目線は入れなくてもいいという事でしたが、このブログに載せていいかどうか聞いていなかったので、結局お顔の一部にモザイクがかかっています・・・。いやあこの肉体美、惚れ惚れしますねえ。同じ肉体が資本の者として、これだけ頑張っている姿を目の辺りにすると、明日からの仕事の励みになります。

さて時間は13時40分を回ろうとしています、短時間で色々回ったので、ちょっと疲れました。帰りのお土産代と電車代のお金を下ろしてから、一路川崎へ戻ろうと思います。鎌倉へ数十年ぶりに来ましたが、ここはゆっくり楽しめそうな場所です。またちょくちょく、足を運ぼうと思います。
[ 追記 ]
2015年1月25日のブログですが、途中で中断したものの、2016年12月でようやく完結しました。
ちなみに今回の人力車夫の男性、小町通りの人力車夫の方のお話では、「青木さん」という苗字の方で、銭荒弁天周辺を活動エリアとしている古参の方のようです。
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