しかし缶ビール500ml缶1本しか飲んでないというのに、胃腸の調子が悪くなり、おまけに胃腸の不調から来る首や肩のコリ感に襲われ、昨日1日を必死な思いで乗り切りました。
しかしまだ首肩の不快感は続いています、このままでは翌日の業務にも支障を来たしかねません。閉店後、京急川崎駅近くの
「セイジョー」というドラッグストアに向かいます。平日は22時半までやっていますが(土日祝日は22時まで)、既に22時10分を過ぎたので、急いでやって来ました。
ここで本来なら「頭痛薬」や「鎮痛剤」を購入するべきなのでしょうが、これらを飲んでしまうと、眠気を催す恐れがあるので使えません。なので「胃腸薬」を購入して、根本的に胃腸の症状を解決しようと思いました。
胃腸薬の売り場までやってくると、
下のほうにこのような、オレンジ色の箱に入った薬がズラッと並び、ひと際目立ちます。そうです、テレビCMなどでお馴染みの、
ラッパのマークの「正露丸」です。ちなみのこのラッパのマークの正露丸の発売元は、大幸薬品という大阪の会社です。
ところがその下の段に、激安の正露丸があります。
同じ大きさの箱入りで、先程の大幸薬品の正露丸が780円なのに対して、こちらは285円です。よく見ると、あのラッパのマークがない!。そして代わりに、「止瀉薬 イヅミ 正露丸」と書いてあります。こちらは「和泉薬品工業」という、やはり大阪の会社が製造元になっています。
なんか紛らわしいですねえ、まあどんな業界でも「真似コキ」は溢れていますから、今回の「正露丸」に限った事ではないですが・・・。この真似コキ騒動は、裁判沙汰にもなったようですが、訴えていた大幸薬品工業が敗訴するという、奇怪な?結果に終わったようです(詳細はこちら)
さてこの「ラッパのマークの正露丸」ですが、子供の頃よくお世話になりました。おなかの調子が悪い時にこれを飲むと、嘘のようにそれが治まる、そういう経験を幾度となくしています。なので、どっかの変な胃腸薬よりは、はるかに信頼度はあります。
そんなわけで、和泉薬品工業の「イヅミ正露丸」を購入・・・しようかとも思ったのですが、やはり過去の実績のある、「ラッパのマークの正露丸」を購入しました。ちなみに同じ大幸薬品からは、「セイロガン糖衣A」という粒をコーティングしたものもあったのですが、同じ値段で量が少なかったので、結局普通の正露丸にしました。
結局昨日は「正露丸」を飲まずに、様子を見る事にしたのですが、今朝になっても胃腸の調子や首肩の不快感は、まだ改善されないようです。しかたありません、朝食後に
「成人1回3錠」に従い、3錠服用します・・・と思った矢先、うっかり手元が狂って、2粒ほど下に落っこって、寄りによって棚の裏側の隙間に入ってしまいました(^^;;;;;。もうすぐお客さんが来るのに、探している時間はありません、しょうがないので新たに2錠出して服用しました。
それにしても凄いにおいです、漢方薬臭いと言うか、独特の薬品臭いと言うか、決して「いい香り」とは言えません。恐らく人によっては、「ニンニク」や「くさや」の臭いよりも、嫌われる臭いかもしれません。
こんな事なら「セイロガン糖衣A」のほうを買っておけばよかった・・・と、後になって後悔しました。普通の正露丸を購入するメリットって、単に「ちょっと量が多い」というのと、虫歯に詰めて痛み止めに使えるって事くらいのようですが、後者は接客業者には無理な技ですね^^;
「正露丸」を服用してから1時間後、胃腸の不快感がどんどん治まっていきました。それと共に、胃腸が原因になっている(であろう)、首肩の不快感もどんどん治まっていきました。やっぱり「正露丸」、結構効きますね^^。でももしかすると、既に治りかけていたのかもしれませんが^^;
まあおかげで、今日1日は不快な症状に見舞われることなく、乗り切ることが出来ました。ありがとう正露丸!、今度は症状が出たらすぐに飲んで、様子を見ようと思います。
さて今回ご活躍?いただいた「正露丸」ですが、先程ご紹介した「イヅミ正露丸」には、「止瀉薬」と記載されています。あれ?、「止瀉薬」って何ぞやねん???、そう思われる方もおられるでしょう。実は「正露丸」は元々は「征露丸」と呼ばれ、「止瀉薬」、要するに「下痢を止める薬」だったのです。
明治27年に起こった「日清戦争」の際、戦地になった大陸方面は、綺麗な水を得る事が難しい状況でした。にも関わらず、衛生概念が普及していなかったため、汚れた水を消毒もしないでそのまま飲んだり、料理に使ったりという有り様でした。
そのため、コレラや赤痢・チフスなどの伝染病が多く発生し、そこまでいかなくても食あたりを起こして、下痢や腹痛を起こす患者が激増しました。当然こうなってしまうと、実戦に投入させる事は出来ないので、死活問題になっていました。「何とか下痢や腹痛を治すいい方法はないか?」
そんな明治34年、大阪のとある薬局が、「忠勇征露丸」という薬を発売します。この薬の主成分は「木クレオソート」というもので、殺菌効果があるとされる薬剤です。
「これは使えるかも?」、そんな事から明治37年に起こった「日露戦争」の際には、この「忠勇征露丸」が、従軍する兵士に大量に配給されました。
さて結果のほうは???。結果は下痢や腹痛を起こす患者が激減し、その甲斐あってか戦争に勝利する事も出来ました。
ただこの「忠勇征露丸」、本当はどちらかといえば「脚気」の特効薬として期待されていたものの、こちらに対しては残念ながら全然ダメでした・・・。また下痢や腹痛を抑えるしくみとしても、「病原菌をやっつける」というよりは、腸の過剰な働きを抑える(神経を麻痺させる)ことによるものが大きいようです。「虫歯の痛みに効く」のは、これの表れですね。
ちなみに「征露丸」の「征露」ですが、これは「露(ロシア)」を「征伐する」という意味で、日露戦争前後の流行語になったようです。
・・・と簡単な正露丸誕生秘話でしたが、厳密には胃腸薬とは別物のようです。まあ広い意味で言えば胃腸薬に入るのでしょうが、こうなってしまうと「下剤」も「便秘薬(サトラックスとか)」も含まれる事になります。
さて今回の「正露丸」ですが、インターネットを始め様々な分野で、「危険だ!」「飲まないほうがいい!」というような、反対意見が見受けられます。まあ薬に限らず、食品に対してもこういう反対意見は、あちらこちらで出るものですが・・・。
確かに先程も記載したように、「腸の働きを抑える」のが効果のあらわれるしくみなので、むやみに服用するのは好ましくないでしょう。例えば虫垂炎(いわゆる盲腸炎)の腹痛の時に、正露丸を飲んで腹痛を抑えてしまうってのは、避けるべきです。
しかしここでひとこと言わせてもらいたいのは、
「薬なんてものは、多かれ少なかれ、危険な面がある」
って事です。言い換えれば、まったく危険じゃない薬なんてあるのか?って事です。
例えば頭痛の時に飲む「頭痛薬」、クモ膜下出血の時の頭痛なんかの時に服用したらどうなるでしょう?。「下熱剤」、インフルエンザの発症の時に飲んだらどうなるでしょう?。以前ブログで紹介した「リステリン」だって、場合によっては危険になりうるものです。
このような感じで、何でもかんでも「危険だ!」「飲むな!」と言っていたら、あらゆる薬を飲めなくなってしまいます。
今回の「正露丸」も、本来なら「飲まないに越した事はない」ものです。しかし「胃腸の調子が悪いが、ここで休むわけにはいかない!」と言った場合は、服用もやむを得ないでしょう。この場合は、完全な自己責任になってしまいますが・・・。頭痛薬も風邪薬も精神安定剤も、また然りです。
・・・しかし現代人は、薬の飲み過ぎなんですよね、また医者が薬出し過ぎだし・・・。そうやって医療費が、ガバガバ上がってきたんですからね。だから「xxxの薬は危険だ!」なんていう議論が、あちらこちらで沸き起こるんじゃないですかねえ・・・。
ホントはもっとこの「薬飲み過ぎ」について記載したいのですが、イタズラに長くなってしまうのでやめておきます。まあ安易な服薬は控えて、「危険」を出来るだけ回避していきたいものです。私も「正露丸」は、ここぞと言う時の切り札として、たま〜に使っていきたいと思います。
さて閉店後、部屋に行ってみると、部屋中に正露丸臭が漂っていました(T_T)。棚の奥から干からびた粒々を、無事回収しました。
しかしこの臭いはきつい・・・、保管場所は台所の流し台の下の、酢や醤油を置いてあるところと一緒にしました。この臭いじゃ、もしゴキブリがいたとしても、嫌がって逃げていくかもしれません。
これからは「正露丸」に頼らなくていいように、アルコール摂取日を減らしていかないとダメかなあ・・・^^;
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