今晩はいただき物の「エビスビール 黒」と、丼に入った、何やら得体の知れない妙な食物です。このオートミールのような食物、いったい何でしょう?
実はこの妙な食物の正体は、「おから」です。そう、豆腐を作る時に、大豆から豆乳を搾り取った残りカスです。この残りカスである「おから」に、市販のカレールーで味付けをしています。
近くのOKストアーでは、このような250グラム入りの生おからが、たったの60円弱で売っています。国産大豆のおからでも、たったの60円弱で買えてしまいます。
こんなに安上がりで大量に入っているものを、有効利用しないのはもったいない。そう思って数ヶ月前に1袋だけ購入したのが、「おから」購入の始まりでした。この時生のまま醤油をかけて食べようと試みたのですが、あまりのボソボソした食感と淡白すぎる味わいに、1袋を5日かけて消費して一旦リタイアしました。
それからしばらく経った数日前、納豆を購入する際に再びこのおからが目に入り、ふとある調理法が頭に浮かびました。「雑炊のようにお湯を少し入れて、スープの素なんかで味付けしたらどうか?」。
再び1袋購入し、半分の125グラムと熱湯約250cc、そして先日シチューを作った時に残ったシチュールー2片を丼に入れ、電子レンジで5分間加熱しました。出来上がったペースト状のものをよくかき混ぜて、一口いただいてみると・・・、うん!何とか食べれる!
翌日同じように、今度はカレールー2片でやってみると、シチュー以上に素晴らしい味わいでした。こんなに「おから」と「カレー」が相性がいいなんて、思ってもいませんでした。ガーリックパウダーを隠し味に使うと、いっそう味わいがよくなります。
以降時々、この「おからカレー」を作っています。ただカレールーは、半分近くが「油脂」なので、現在ではカレールーは1片に減らして、固形状のコンソメスープの素を1個入れるようにしています。これでも充分、カレーの味わいが楽しめる上、カレールーの油脂がおからのボソボソ食感を緩和して、比較的まろやかな食感になります。
さてこの「おから」ですが、以前から豚の飼料なんかでよく使われてきました。しかし近頃はおからよりも、トウモロコシや芋みたいな糖質の多い穀物のほうが、脂身タップリの肉が取れるという理由から、飼料としての利用が減ってきているという話を、聞いた事があります。まあその分、肥料用などへの利用は増えているようですが・・・。
そして人間用の「おから」も、今回のように国産大豆のものはかろうじてスーパーなどで売られるものの、輸入大豆のおからは産業廃棄物として、大量に廃棄されているようです。もったいないですねえ、おからにはまだたんぱく質がタップリ残っている上、カルシウムや食物繊維などもたくさん含まれています。
最近ではおからを使ったレシピなんかが、インターネットで公開されています。ただほとんどの場合、おからは脇役(またさらに脇役の中の脇役)に留まり、おからが主役のレシピは少ないです。結局は「お気持ち」程度のおから投入になってしまい、このままでは廃棄物としてのおから減少には程遠い状況です。
今アメリカだけでなく日本でも、金銭の節約にとジャンクフード(スナック菓子やマックなど)を食べ過ぎて、健康被害を訴えるケースが増えています。そんな場合に今回の「おから」を、有効に食材利用できれば、安上がりで栄養価の高いジャンクフードを作る事が出来ます。いやここまで来ると、もう「ジャンクフード」なんて言葉はふさわしくない、むしろ「健康食品」となるでしょう。
戦後間もない頃、池田さんという総理大臣が(厳密には大蔵大臣時代)「貧乏人は麦を食え!」と言ったそうですが(これも厳密には、マスコミが勝手に解釈したという説が濃厚ですが・・・)、現代なら「貧乏人はおからを食え!」になるんでしょうかね。
アベノミクスもあと1〜2年くらいで終わってしまうかもしれませんから、私も財政引締めのために、今から積極的におからを食べていこうかとも考えています。でも私の場合、やっぱり「米」に限りますね、今は米も破格値になってしまってますから。
まあお金を浮かせたい皆さん、積極的に「おから」も「米」も食べましょう。
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