先日、ハチミツの採集方法をネットで調べていたら、興味深いページにたどり着きました。それが以下のアドレスのページです。携帯の方はうまく見れないかもしれないし、パソコンの方でも面倒くさいと思うので、以下に解説を記載します。
かなしいオスバチ
上のページの最初の部分には、ミツバチの「オスバチ」の事が記載されています。どういうことが記載してあるかをズバっと言ってしまうと、「オスバチの無能ぶりと、唯一の役割」です。
他のサイトも色々調べてみた結果、ミツバチ(セイヨウミツバチ)のオスバチの哀れな運命について分かってきました。それによって、つくづく「ハチ、特にオスバチに生まれて来なくてよかった」と思えるようになりました。
では、ミツバチのオスには、どんな「かわいそう」な事が待っているというのでしょう?
ミツバチでもスズメバチでも、「女王バチ」「働きバチ」「オスバチ」の3つに分かれます。
「働きバチ」は、実はすべて「メス」です。メスには「卵を産む」という機能がありますが、後述するように「女王バチの天下」ではこの機能は抑えられ、卵を産むときに使う産卵管は「毒針」として機能します。よく働き、よく働く(?)、とにかく「働くこと」だけが生きがいのような存在です。
「女王バチ」もメスなのですが、実はもともとは「働きバチ」と同じです。働きバチの中から「平和的」に選出された数匹の候補が、今度は一転して「バトル」を繰り広げ、勝った者が女王バチとして君臨します。女王バチは特別な物質(フェロモン)を放出する事で他のメスバチ(働きバチ)から産卵能力を奪い、「自分と巣のために働かせる」能力があります。
そして「オスバチ」ですが、こちらはな〜んにもしません。「ハチミツを集めてくる」わけでもなく、「幼虫やサナギの世話をする」わけでもなく、「巣を守るために戦う」わけでもなく、ましてや「自分のことは自分でする」こともせず、働きバチからエサをもらって巣の中でウロウロしながら平凡な日々を送ります。
唯一、「オスバチ」が大活躍できる時があります。それは、「女王バチと交尾する」ことによって、働きバチを繁殖させることです。
実は厄介な事に、女王バチの産む卵は、有精卵(オスバチの精子と受精した卵)からは「メスバチ」すなわち「働きバチ」が生まれますが、無精卵(受精していない卵)からは何と「オスバチ」すなわち「働かないハチ」が生まれてしまいます。そのため、「オスバチ」なくして「働きバチ」あらず、なのです。
「俺様がハチの世界では一番偉いんだぞ!」と有頂天になって、仕事もしないでブラブラして働きバチの「ヒモ」と化しているオスバチ、「うらやましい!、俺もオスバチに生まれてきたかった!」と恨めしがっている皆さん、これから記載する内容をお読みになると、そんな願望は音を立てて崩れ去ります。
まず、オスバチが唯一「大活躍」できる交尾の時です。まず女王バチが空高く飛び上がっていき、それを多くのオスバチが追いかけていきます。しかし、普段から何もせず「運動不足」なオスバチは、体力がなく次から次へと脱落していきます。
しかも、女王バチを追いかける道筋には小鳥などが待ち構えており、「待ってました!」とばかりに情け容赦なく「パクっ!」とやられてしまいます。「働きバチは毒があって不味いけど、オスバチは毒がないから美味い」ので、格好の獲物にされてしまうのです。
そして、競走に勝ってめでたく「女王バチと交尾」できたオスバチにも悲劇は訪れます。何もしないで運動不足なオスバチに比べ、 「ローヤルゼリー食べて元気モリモリ!」の女王バチはパワーが桁違いです。交尾の際にオスバチは女王バチに散々振り回され(というかなぶり殺しにされ)、腹がちぎれて死んでしまいます。新婚生活は、ほんの数分で終わってしまうのです。
さらに哀れなのが、「お前らなにそんな無駄な努力してんだよ、巣の中で大人しくしてりゃ、ず〜っと食わせてもらえるじゃん!」と、女王バチを追いかけず巣の中に留まっていたオスバチです。
まずこういう不名誉なオスバチは、働きバチから「八つ当たり」されます。巣の中でゴロゴロしているものなら、「掃除のジャマだからどいてよ!」とばかり、無趣味で家の中でゴロゴロしているお父さんが、奥さんに追っ払われるような有様です。
さらに秋になり餌が不足してくると、オスバチにとって最も「悲劇的な結末」が待っています。「幼虫やさなぎの世話しない、えさ集めない、戦わない」の三無主義のオスバチは、餌不足で殺気立っている働きバチ一団から「お前たちは用済みだよぉ〜!」と、情け容赦なく巣から引きずり出されます。「運動不足でパワーがない」オスバチは、「いい仕事してますなぁ〜」の仕事で鍛え上げられている働きバチに歯が立たず、一斉に巣から追放されてしまいます。そして、「えさ獲れません、戦えません」という事で、のたれ死にです。
結局、オスバチは「病気で死んでしまう」以外に「平凡な最期」はなく、『俺の人生・・・いや俺の「ハチ生」って何だったんだ・・・』と思っていたかもしれません。。ここまで読んで、まだ「オスバチはうらやましい!」とは思わないはずです。むしろ「オスバチに生まれて来なくてよかった!」という思いが、一段と強まったのではないでしょうか?
余談ですが、「私がお前たちの生みの親、だから私が一番偉いの!」と巣に君臨している女王バチですが、卵を産むことが出来なくなると、オスバチ同様「用済みだよぉ〜!」と働きバチ一団からクーデターを起こされて叩き出されます。そして、新しい女王バチが立てられます。
結局のところ、ミツバチの社会で一番偉いのは「働きバチ」という事になりますね。そりゃそうですね、「ハチミツ」も「ローヤルゼリー」も「プロポリス」も、みんな働きバチが作っているんです。ホント「いい仕事してますなぁ〜」
しかし「オスバチ」情けない・・・、まあ遺伝子レベルでそういう風になっているだろうから仕方が無いですが・・・。それに引き換え「働きバチは偉い!」とつくづく思えるようになりました。
全国の女性のみなさぁ〜ん!(ボヤッキーじゃないんですが・・・)、働きバチを見習って「ヒモやってる役立たずなオス」は切っちゃったほうがいいですよ〜!(^^)!
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