先日のブログ「「ゼロカロリー」と書いてあるのに「ゼロじゃない」不思議」で久しぶりにコーラを飲んだら、また飲みたくなってきました。しかしコカコーラよりも、100円ローソンのゼロカロリーコーラのほうが倍の量があるし、味的にも決してコカコーラに劣っていないので、私はこっちのほうをよく買います。まあこちらのコーラだって、厳密には「ゼロカロリー」ではないのでしょうが・・・。
さて、このゼロカロリーのコーラを初めとする「炭酸飲料」、巷では「体に良い派」と「体に悪い派」とに分かれていますが、実際にはどうなのでしょう?
昔はよく、「コーラを飲むと歯や骨が溶ける」とか一部で言われていましたが、確かに「虫歯」で歯が溶けるのは間違いないでしょうね。
ただ、「骨が溶ける」っていうのはまったくの迷信です。コーラに含まれる「炭酸」は、名前のごとく「酸」です。なので、炭酸飲料の中にフライドチキンを食べた後の骨なんかを放り込んで1日置いておくと、完全に溶けてなくなりはしないものの、中のカルシウムが抜け出てかなり柔らかくなってしまいます。こういう現象から、「炭酸飲料を飲みすぎると骨が溶ける」って勘違いされたんでしょうね。
しかし、「炭酸飲料を飲んで骨が溶ける」現象は、飲んだものがそのまま骨に到達しないと起こり得ません。人間の体には、いくら「すっぱい梅干」を食べて体が酸性に近づいても、「苦いコーヒー」を飲んで体がアルカリ性に近づいても、ちょうど良い状態に中和する機能が備わっています。炭酸飲料を飲んでも、吸収され血液中に入ったときには、体にちょうどよい弱アルカリ性の状態(PHで7,45くらい)になってしまい、炭酸飲料が直接骨に到達することはありません。
また、以前は「スポーツ選手は炭酸飲料を飲むと体力が落ちる」とも言われていましたが、これも必ずしもそうじゃないようです。確かに糖分たっぷりのコーラなどを毎日飲んでいれば、血糖値がいたずらに上昇して体力は落ちますが、これは何も「炭酸飲料」に限った事ではないです。
それより今注目されているのが、「炭酸飲料は疲労回復に有効」というものです。炭酸飲料の炭酸が、体の中の疲労物質の1つ「水素イオン」と反応して、これを中和するというものです。「水素イオン」というのは、体を酸性に傾け筋肉を硬くするといわれています。
詳しい化学式は皆さんの頭を混乱させるだけなので割愛しますが、炭酸(H2CO3)と体内の水素イオン(H)が反応すると、水(H2O)と重炭酸(HCO3)になります。この「重炭酸」っていうのが、酸性に傾いた体を弱アルカリ性に近づけます。
なので、昔巨人の選手がCMで「オロナミンC」を飲んでいましたが、あの程度なら問題ないのです。まあどうせ飲むなら、糖分が少ないものにこしたことはありませんが・・・。
結論を述べるなら、
「炭酸飲料は、過度に飲みすぎると体に悪い」
「炭酸飲料は、適度に飲んでいれば体に良い」
となるでしょう・・・ね^^
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