2012年07月20日

ちゃんと水を飲んでいるのに熱中症になるのはなぜ?

引きこもり状態の私がこんな事を言うのもなんですが、毎日暑いですねえ(~_~;)

今年もまた熱中症が増えています。人間は1日2リットルくらいの水分が必要といわれていますが、充分に水分補給できていますか?。まあ2リットルといっても、食べ物、例えば野菜や果物などに含まれる水分も含まれますから、実際には1,5リットルくらいですかねえ。

人間の体内というのは、体液の中にたくさんの細胞が浮かんでいると表現できます。

暑い場所にいて体内の水分が蒸発して不足すると、まず体液、すなわち細胞の外の水分がどんどん濃縮されて濃くなります。そして、細胞の中の水分よりも細胞の外の水分(体液)のほうが、どんどん濃くなっていきます。

細胞の表面というのは、ものすごーく小さな穴が開いた膜で出来ています、「筋子」や「イクラ」みたいなものです。体液が濃くなって、細胞と外と中の水分の濃さに差が出てくると、細胞の中の水分がどんどん細胞の外に引っ張られてしまいます、いわゆる「浸透圧」ってやつです。

こうして細胞は「浅漬け」状態になってしまい、ピンチに見舞われます。このピンチの状態が熱中症であり、このピンチを知らせるのが「のどの渇き」です。

なので、炎天下を歩かれる時は、充分な水分補給をしましょう。

ところが!

ちゃんと水分を摂取しているのに、熱中症になってしまう場合があります。

なぜか?

答えは、「水だけがぶ飲みしているから」です。

水だけがぶ飲みすると、まず体液、すなわち細胞の外の水分がどんどん薄まっていきます。そして、今度は先ほどとは逆に、細胞の外の水分(体液)よりも細胞の中の水分のほうが、相対的にどんどん濃くなっていきます。

そうすると、やはり浸透圧の影響で、今度は細胞の外の水分(体液)がどんどん細胞の中に引っ張られてしまいます。こうして、せっかく水分摂取しても、体液はどんどん細胞内に持っていかれてしまい、結果として体液は不足します。

一方の細胞は「水太り」状態なので、体液が不足しているにも関わらず「もう水なんか飲まなくいいよ!」と、ピンチである「のどの渇き」を知らせません。これ以上水だけがぶ飲みすれば細胞が破裂しますから、当然なのですが・・・。

こうして、水分摂取したのに熱中症になってしまいます。

なので、ミネラルウォーターでも1リットルあたり1つまみの食塩を入れて、浸透圧を少し高めて飲むようにしましょう。できれば、天白塩など自然のミネラルを含むもののほうが、ナトリウム過剰にならなくていいと思います。

もっとも、カロリーを気にしなくていい方なら、牛乳やオレンジジュースなどで充分水分補給にはなるのですが、肉体労働でない方が1日2リットルもオレンジジュースを飲むのは健康によろしくないでしょう・・・。

これからまだまだ暑い日が続きます、上手に水分摂取して熱中症に打ち勝っていきましょう。


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posted by サムライ斉藤 at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | どうでもいい話
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