しかし気になるので、今日のお昼に時間を作り、市役所に向かう事にしました。次の予約があるので、施術終了後迅速に行動します。
市役所方面に向かうとき、いつもなら旧東海道を通るか、ここと平行している１本奥の道（コインランドリーや宮本町整骨院・天津餃子舗・おさやんなどがある通り）を通るのですが、この日はさらに１本奥の道を通って行きました。
その道を川崎方面に向かっていると、
上の写真の「スナック プリンス」というお店の前を通りかかりました。こちらのお店の存在は以前から知っていたのですが、もしかすると・・・と思って自転車を停め、入り口脇に張ってある膨大なメニューを見てみます。すると・・・
「ラーメン ６００円」、やっぱりあった！
そんなわけで急遽、市役所行きを中止にして、「スナック プリンス」に入ることにしました＾＾;;;;;;;;
入店すると、「いらっしゃいませ」、５０代いっているだろうおばちゃん（おねえさん？）が奥で声を掛けます。
店内は小規模なカウンター席とテーブル席が数席で、こじんまりとしています。そしてこのお店、いかにも昭和４０年代〜５０年代の喫茶店、といった様相です。それを物語るのが・・・
ご覧ください！、今じゃレトロなゲーセンでも中々お目にかかれない「テーブル式ビデオゲーム機」です。私が子供の頃は、ゲーセンにはこういう機械がずらずら並んでいて、いかにもゲームヲタクって感じの兄ちゃんの溜まり場になっていました、今じゃ考えられないですね。
ただ残念ながら（別に残念でもないのですが・・・）、電源は切られていました。まあ頼めば、電気つけてくれるのかもしれません。
ではさっそく注文します。
「すみません、このゲームやりたいんですけど、電気つけてもらえますか」
・・・じゃなくて、「ラーメンもらえますか？」です・・・。
斉藤：ここのお店は、いつもお昼も営業しているんですか？
店員：そうですよ、お昼だけじゃなくて夜もそうなんですけど。
斉藤：昼間はランチで、夜になるとスナックになるわけですか？
店員：スナック・・・ではないんだけどぉ・・・！
斉藤：そうなんですか・・・（でも店の上の看板には「スナック」って書いてあるし＾＾；）
壁にある貼紙を見ると、
金曜・土曜が終夜営業（要するに２４時間営業）、それ以外は２５時（深夜１時）まで営業のようです。ちなみに、開店は朝５時からだそうです。出前もおこなっているそうなので、恐らくは風俗街に勤める方が多く利用するのだと思います。
・・・と、出前に行ってたらしき男性が戻ってきました。先ほどのおばちゃんとの会話で「アク抜きやっといたから・・・」って話が聞こえてきたので、もしかするとこちらのラーメンのスープなども自家製なのかもしれません。
さあ、そのラーメンが登場です。店内が暗くいので、スマートフォンのカメラをナイトモードにします。
緬は細麺で、ラーメン専門店や中華料理店でないにも関わらず、茹で具合バッチリです。まあ他にお客さんがいなかったから、落ち着いて茹でに専念できたからなのかもしれません。
具は、これまたラーメン専門店や中華料理店に劣らない、メンマ・ネギ・玉ネギ・ワカメ・カマボコ・なると・チャーシュー・コーンといった、多種多様な具材のオンパレードです。チャーシューの味わいはやや香辛料っぽかったので、もうちょっとシンプルでもよかったかなあって思いました（好きな人は好きなんでしょうけど・・・）
スープは、やや塩味濃い目の、特筆するべき事もない鶏ガラ醤油スープでした。ただ、脂っこい感じはなく、すっきりといただけます。こってり系が苦手な方、あるいは「朝ラー」として食べる方には、ちょうどよいと思います。
ごちそう様でした、堀の内のチンケなお店で、これだけのものが食べれるとは思いませんでした。
こちらのお店、メニューはホント膨大で、ユニークなメニューも見受けられます。一番の魅力は、ほぼいついってもやっているって事ですね。今度はカレーライスでも頼んでみますか＾＾
ちなみに、今回の「プリンス」への行き方ですが、旧東海道沿いの「お菓子の東照」のところを堀ノ内方面に曲がり、天津餃子舗とミンミンの間を通り過ぎ、次の次の十字路を右に曲がってすぐ左にあります。
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