今日向かうのは、「貝塚商店街」に続く「渡田向町商店街」内にある、「来々軒」という中華料理店です。いかにも中華料理店の代名詞とでも言うべき、そのネーミングに惹かれ、いずれは来店したいと思っていました。
さて時間は１３時半、一路「渡田向町商店街」へ向かいます。行き方は、「やまと」のブログをご覧ください。
こちらがその「来々軒」です、中華の代名詞的なネーミングの割には、質素なたたずまいです。では入店します、恐らくは店内も質素なのでしょうね。
「いらっしゃいませ！」、カウンター奥の厨房から、中年男性の声が聞こえます。その奥にはご年配の男性がおり、ホール奥には８０代後半くらいかと思われる年配女性（要するにお婆さん）がいます。
時間がお昼時を外れているせいか、店内は来店者なしです。これはすぐ出てくると思ったのですが、厨房から熱気が伝わってこないので、恐らくはこれからラーメンを茹でるお湯を暖めるのかもしれません（＾＾;;;;;
「お茶どうぞ」、お婆さんがお茶を持ってきてくれました。ありがたいサービスなのですが、今日は結構暖かい日・・・を通り越して、自転車に乗っていると暑くなってきます。出来ればお冷やが欲しかったところですが、待っている間中お婆さんに見つめられてしまっていたので、いただきました。お婆さんも、「若いの、暑いから言うて冷たい水が飲めるほど、世の中甘くないんやで。暑いときは熱いお茶飲まんかい」とは思っていないでしょうが、出したお茶を美味しく飲んでもらいたいだろうと思います。実際まろやかで美味しかったです、真冬なら感動ものなのですが・・・。
厨房の中年男性に、「ラーメン ４５０円」を注文します。お婆さんに見つめられていたため、カウンター上のメニューの写真を、撮り損ねてしまいました。
注文してから５分くらいして、
「ラーメンお待ちどうさまです！」、男性がラーメンを渡してくれます。
麺は細くてストレートに近く、やや柔らかめでした。モチモチした食感を好む私には柔らかいかなあと思いましたが、むしろこれくらいの食感を好む方も多いと思います。
具はメンマ・ネギ・ナルト・ほうれん草・チャーシューと、鮮やかに一通り揃っています。メンマは細いながらも歯ごたえがよく、ほうれん草もシャキシャキです。チャーシューが若干塩味きついかなあって感じです。
スープはもちろんあっさり醤油で、豚の味わいが強いようです。食べログだったかのコメントに「塩味が強い」ようなことが書いてあったようですが、今回のはちょうどいい塩加減で、飲む時に苦労したり、後でのどが渇いたりすることはなかったです。
ごちそう様でした、特別感動的な部分はありませんでしたが、また１軒中華店を制覇しました＾＾
お会計はお婆さんの役目のようなので、５００円玉を渡します。「ありがとうございました」、今までの堅い表情とは裏腹に、にやっと笑いながらお釣りの５０円を渡してくれます。
入り口の戸を開けるときも、お婆さんがこちらをずっと見ています。せっかく熱い視線を送ってくれていることですから、また来る機会があったら、今度はチャーハンでもいただきましょうか＾＾
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