2013年04月02日

当店近くの洋食店「とらじろう」へ行って来ました!

先日、当店近くにある「TINO CAFE(「ティノカフェ」と読むようです)」というお店の食べログページを見ていると、口コミの文章中に「洋食屋さんのカレーが食べたいので、とらじろうさんへ・・・」という一文を見つけました。

「とらじろう」というお店の名前は、以前から知っていました。いつもこちらのお店の前を通ると、「ホンワカパッパー♪ ホンワカパッパー♪・・・(これじゃドラえもんじゃないか・・・)」という、軽快なBGMが流れているので、非常に目立ちます。恐らくは、近くにある「仲義」「デイリーヤマザキ」「リラクゼーション然」よりも遥かに目立っていたのではないでしょうか?

しかしこちらのお店、いままで「飲み屋」だとばかり思っていました、今は居酒屋やバーとかでも、ランチ営業とかやってるところが多いですからね。私は個人経営の居酒屋って、どうも1人では行く気にならないので(逆に大衆居酒屋は1人で行きますが^^;;;;;)、今まで来店する機会がありませんでした。昨年の5月頃に、よくご来店されるお客さんが当店の1周年を祝ってくれるということで、こちら「とらじろう」へ来店する予定でしたが、休みだったため結局「すみ江」に行く事になりました。

今回、「とらじろう」が洋食屋(キッチン)だと分かり、しかも「カレー」という単語を見て「これは一度足を運ばねば」と思い、昨日夜に行って来ることにしました。・・・とその前に、「笑笑」でかるーく一杯^^;

さて、日付は「今日」になりました。「かるーく」飲んだ後、

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こちら「とらじろう」にやってきます、ここの「牛すじカレー」は600円・・・あれ・・・

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笑笑へ行く時は600円だったカレーが、いつの間にか「800円」のシールが貼られていました、今日から値上げのようです(T_T)。まあ、円安の影響か物価が上がっていますから、仕方がないですね。これだから、「景気が良くなった」なんて言っても、喜んでばかりいられないのです。

まあたかだか200円上がったくらいで、くよくよしません。気を取り直して、入店します。

「こんばんわぁー」「いらっしゃい!」。私より明らかに年上だろう、しかしオジサンくさくない?男性が、厨房から声をかけます。店内はカウンターのみのようです、このカウンターがずっと奥まで続くスタイル、私がまだ実家の新潟にいた頃時々行っていた、「キッチンM」という洋食屋によく似ています。

先客は3名ほど、おしぼりを渡してもらったついでに、注文をします。

斉藤:すみません、「牛もつ煮込みカレー」をお願いします
店主:えっ???、ああ、牛すじカレーね・・・
斉藤:ああそれです・・・(しまったぁ!、おさやんの「牛もつ煮込み」とごっちゃになってる・・・)

・・・まあ無事、取引成立です。以前から気になっていた、隣のラーメン屋(仲義)との関係を、この際せっかくだからお伺いしてみます。

斉藤:隣のラーメン屋とこちらとは、何か繋がりあるのですか?
店主:いいや、ないです

なるほど、まったく別の店なんですね。「仲義」にもカレーがありおすすめになっているようなので、カレーに関しては競合している事になります。でも私はやはり、カレーは洋食屋か食堂で食べたいですけどね。

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さあ、「オリジナル牛すじカレー 800円」が登場!。見た目豪勢です、コンソメスープ付ですね。

肝心な「牛すじ」をいつの間にか胃袋に放り込んでしまっていたのか、把握する事が出来なかったのですが、ニンジンやジャガイモなど、比較的具の多いカレーでした。カレールーが濃厚なのか、若干塩加減が強いかなあとも感じたのですが、それによって塩辛く感じたり後で喉が渇くこともなく、むしろこの味覚が満足度を高めるほうに働きました。

私は「牛すじ」って言うものを、味わった事があまり無いので、どういう食感なのか曖昧なのですが、「すじ」と言っても煮込むことによって、「すじっぽい食感」ではなく「とろけるような食感」に変わってしまうのかもしれません。カレールーの中に感じ取る事のできる、やや「ぶよっ」というゼラチン質様食感が、牛すじなのかもしれいですね。

さすがにあの、蒲田の「南蛮カレー」には及ばないものの、「洋食屋に来てカレーを食べたぞ!」という満足感は、充分味わうことが出来ました。せっかく個人店でカレーを堪能するので、巷でよく見られる「レトルト品を盛り付けただけ」だったり、大手チェーン店のように本部で大量生産したものをタンク輸送したものでは、ガッカリします。

カレーを食べている時、店主とお客の1人とが、ツイッターについて話していました。こちらの店主もつい最近まではツイートしていたようですが、とある一件により一切削除してしまったそうです。

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店の入り口脇には、張り紙がしてあります。この右下の部分に、かつてはツイッターやブログのアドレスの書いた紙が脹ってあったようですが、現在は何も張ってありません。

その一件とは、googleなどで「とらじろう」とだけ入れて検索すると分かるのですが、どうやらクーポンサイト、要するに「50%オフ」とかいうクーポンの発行代行をするサイトにおいて、購入者とのトラブルがあったようです。この事は、こちらのお店を訪問するまで、まったくわかりませんでしたが、店主「とらじろう」さんが話してくれました。

まあこのトラブルについては、どこまでが真実でどこまでがフィクションなのか、私自身把握する事が難しく(詳細な部分まで調べている時間が無い^^;)、またあまり突っ込んだ事を述べると火に油を注ぐ事にもなりかねないので、核心に迫る記載は控えさせてもらいます。まあ「火のない所に煙は立たない」というように、1人や2人の騒ぎではこれだけ大きな反響にはならないでしょうから、少なからず何らかの不手際があったことは間違いないと思います。

今回このブログで私が述べたいのは以下です。

「クーポン発行って、誰が一番得してる?」

今回話しに出てきたクーポン購入サイトですが、先ほどもちょっと述べたように、お店側が商品やサービスが割引になる(たとえば50%オフ)クーポンを発行し、購入者(お客)がそれを購入し店舗で商品やサービスを受け取る。クーポン購入サイトは、いわばこの「橋渡し役」です。

では、なぜ「割引のクーポン」を発行するのでしょう?。場合によっては、クーポンにより商品やサービスが半値以下に扱われてしまいます、2000円の上寿司握りセットが、クーポン持参で980円になったりって具合ですね。当然この場合、店側の利益は半分以下に落ちてしまいます(クーポン購入サイトに手間賃を払う必要もあるので)

その理由としてよく挙げられるのが、「割引クーポンを発行する事で、購入者の来店を促し、次回の入店を期待する(要するにリピーターになってもらう)」と言うものです。どんなお店でも、実際に来店してもらわなければ、店舗の具体的な把握は出来ません。デパートの試食コーナーのように「お試し」という意味合いもあるのでしょうが、通常と同じ商品やサービスを「ダダ(無料)」で提供していたのでは破綻してしまいますから、半額などで提供するのが多いようです。

しかしこのクーポン発行、時としてお店の経営を大きく圧迫します。なぜか?

まず、クーポンで半額提供していたら、当然収入は半額以下となります。100円で売る商品を50円で売って、第三者に取引を委託していたら、手元にくるのは50円以下となります。ほとんどの方は、すぐにお気づきになることです。

次に、購入者がクーポンを持って来店しても、そのクーポンは所詮「紙切れ」です。紙切れを現金にするためには、紙切れに書いてある情報などをパソコンなどに入力して、手続きをする必要があります。最終的に手元に現金を得られるのは、2ヶ月以上先になります。

そしてここが大事です!、それは、

「クーポンを大量に発行して、クーポン購入者が大量に来店する事で、もともと利用していたお客さんの来店の機会を奪う」

と言うことです。

今回の「とらじろう」というお店は、マスター1名で営業しており、カウンター席が10数席の小規模な店舗です。ここへクーポン購入者が一挙に押し寄せた場合、手一杯となり、料理提供は滞ります。

悲しい事に、リピートを期待しているクーポン購入者は、ほとんどはリピーターになってくれないのが現実です。中にはクーポンから初めて、いいお店だったら今度から通おうという方もおられますが、大方は「安いから(割引だから)行く!、安くないなら(割引じゃないなら)行かない!」という、「クーポンの切れ目が縁の切れ目」になってしまいます。

このように、ほとんど縁が薄いクーポン購入者が大挙押し寄せる事により、結果的に以前からの常連客が追いやられ、もう来てくれなくなります。これと同じ現象は、安易にテレビなどマスメディアに露出した場合にも、起こりうる事です。この事は、店主である「とらじろう」さん自身も、悔いていたようです。

では、クーポンを発行していい思いをするのは、購入者なのか?。必ずしもそうとも言い切れません、場合によってはクーポン客用にと、量や質を下げたものを提供したり、本来安物でしかないものを「高い商品(サービス)」と言い、割引にする事でお得感を与えるような催眠商法的なケースもあるようです。ちなみに、「とらじろう」さんでは、使用する肉から、食後のコーヒーまで通常のものと一切同じだそうです。

結局、どんな場合でも一定の利益を得る事が出来るのは、中継ぎである「クーポン購入サイト」なんです。店舗側が財政難になろうが、購入者が粗悪品(サービス)を掴まされようが、一定の決まった利益を得る事が出来ますから。

ただ、「とらじろう」さん自身は、「今回のクーポン発行で一番言い思いをしたのは、私でもクーポン購入者でも、クーポン購入サイトでもない。肉屋だ!」と、半ば冗談交じりに話していました。

そんないきさつがあり、現在「とらじろう」は、常連客にとっては過ごしやすい場所になっている事と思います。私もたまーにしか行けないと思いますが、自分が住む川崎本町にある洋食屋として、他の本町で頑張る店舗同様に足を運んでいきたいです。


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posted by サムライ斉藤 at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | どうでもいい話
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